- はじめに
- 覚えてほしいこと
- やりたいこと - Google API Nodes
- 拡張機能のインストール方法
- おわりに
- KNIMEに関する本
- 参考リンク
はじめに
こんにちは、自動化大好きまっきーです。さて、今回はKNIMEの機能が格段に向上する、拡張機能(Extension)のInstallについて扱いたいと思います。
今まで私はあえてこれを解説していませんでした。理由は下記の2点です。
- 他人にワークフローを共有するときに、受け取り側もその拡張機能をInstallしないといけない
- KNIMEが重くなり、動作が悪くなる
とはいえ、拡張機能は便利すぎます。車輪を再発明しなくて済みます。世界中の誰かが作った拡張機能を利用すれば、実現できる幅かかなり広がります。
なので使いすぎには注意ですが、必要なものだけを使っていくのは大いにありだと思います。
それでは拡張機能をインストールする手順について解説します。
今回のテーマ ~install KNIME extensions~
覚えてほしいこと
拡張機能は便利すぎるため、使いすぎに注意
やりたいこと - Google API Nodes
今回は、KNIME Google API Nodesと言う、グーグルドライブなどに簡単に接続できるようになる拡張機能をインストールしてみたいと思います。
これをインストールすれば、いちいちExcelを使わず、無料のGoogleスプレッドシートで自動化が出来てしまいますよ!
拡張機能のインストール方法
早速拡張機能のインストール方法をみていきましょう。
Step1 - 使ってみたいNodeをNode Pitで見つける
まずやりたいことがあると思います。例えば、今回の場合、Google Spread SheetをKNIMEに読み込みたいなーと思います。
Google検索すると、Google Sheets Reader — NodePit と言うNodeがあるらしいと言うのが分かるのでNodePitのサイトをチェックします。
下の方にスクロールしていくと、Installationと言う項目があると思います。ここのURLが、このNodeが保存されているUpdate Siteになりますので、コピーしておきましょう。このUpdateサイトのURLは、KNIMEのバージョンが変わるごとにUpdateされていきます。
http://update.knime.org/analytics-platform/4.3
Step2 - Preferenceに対象のUpdate Siteを追加する
次に、Preferenceと言う部分から先ほどのUpdateSiteを追加します。
Step2.1 - Preference(設定)を開く
Preferenceは、File>Preferenceで見つけられると思います。左上の方ですね。Macの場合はKNIMEからでもたどり着けます。
Step2.2 - Available Software Sitesに対象のURLを追加
Preferenceを開いたら、Install\Updateの下にあるAvaialble Software Sitesという設定画面を開きます。
ここに先ほどのURL、「http://update.knime.org/analytics-platform/4.3」を追加しておきましょう。もし既に追加されている場合は不要です。
Step3 - Install KNIME extensions... 希望の拡張機能を指定してインストール
Step3.1 - File>Install KNIME extensions... を開く
Available Update Siteに対象URLを指定したら、
File>Install KNIME extensions...
から、実際にインストールしたい拡張機能を指定してインストールしていきます。
Install KNIME extensions...を押すと、登録されているUpdateサイト上にある拡張機能の一覧を見ることができます。
Step3.2 - インストールしたいNodeのパッケージ名をNodePitから探す
Step3.1の画面では拡張機能のパッケージ名がたくさん載っています。なので今回インストールするべきパッケージ名を探していきます。
NodePitを見ると、今回InstallしたいNode(Google Sheets Reader)は、KNIME Google Cloud Storage Connectionと言うパッケージに入っていそうです。
パッケージ名のリンクをクリックすると、Nodeの説明ではなく、Copyrightとかが書いてあると思います。
もしくは、Googleで検索して、違うNode Pitのページから探してもいいと思います。
KNIME Google API Nodes [Plugin] — NodePit
Step3.3 - インストールするパッケージ名を指定してインストール
今回のパッケージ名は、「KNIME Google Cloud Storage Connection」でした。
「Google」と言うキーワードから検索してみましょう。
「KNIME Google Connectors」 と言うパッケージもついでにインストールしちゃいましょう。インストールしたいパッケージ名にチェックを入れると指定できます。
Detailと言う枠が下にあると思います。パッケージ名をクリックすれば、そのパッケージの簡単な説明が表示されます。
チェックをつけたら「Next」を押してインストールを進めていきます。
次に確認画面が出てくると思います。ここでも「Next」を押して進めていきます。
最後にライセンス画面が出てきます。ここではライセンスの使用条件について「Accpet...」にチェックをつけた後、「Finish」を押して終了です。
Step3.4 - KNIMEを再起動してインストール完了
Finishを押したら自動的にインストールがバックグラウンドで開始します。
インストールが終了すると、再起動を求められるので、「Restart Now」を押してKNIMEを再起動し、インストールが完了します。
Step4 - インストールされているか確認
さて、再起動されたらNodeが新たに追加されているはずです。Node Repositoryから新しく追加されたNodeを確認してみましょう。
「Google」と検索してみてください。今までなかったNodeが追加されているはずです。
おわりに
お疲れ様でした!拡張機能、本当に便利です。ぜひ拡張機能をフル活用して、KNIMEを進化させていってください。この拡張機能便利だよ!と言うようなお話も、コメントいただけると非常に嬉しいです。
今回インストールしたGoogleのNodeについても今度解説しますね。
ではまた!
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余談
今回は楽天モバイルのデメリットについて少し書きたいと思います。楽天モバイルいいと散々言っていましたが、デメリットももちろんあります。
それは、たまに電波が入らないことです。以前、難波の高島屋地下に行ったのですが、電波入らなかったですね、、、
難波のど真ん中でもパートナー回線すら入らないのはびっくりでした。地下鉄とかは普通に電波はいるんですけどね。ごくたまにこのような建物があります。おそらくここら辺については今後改善していく話かなと思います。都市部で使う分には全く問題ないですが、ぜひ今後改善していってもらいたいですね。
KNIMEに関する本
たまに質問もらいます、KNIMEに関する書籍です。
KNIMEに関する日本語の本って今これくらいしかないと思うんですよね、、
本がいいなーと言う人はぜひ試してみてください。
参考リンク
- KNIME公式Node Pit(英語):
KNIME Google API Nodes [Plugin] — NodePit
KNIME Google Cloud Storage Connection [Feature] — NodePit
KNIME Google Connectors [Feature] — NodePit
- KNIME公式Installガイド(英語):
- Google Sheet Reader(英語):