はじめに
今回はコラムリストを使ってコラムの順番を並び替えていきましょう。ついでに削除の方法もご紹介します。
今回のテーマ ~Reference Column Resorter~
覚えてほしいこと
実はコラム並び替えだけでなく、コラム削除もできる
やりたいこと
「コラムリストをもとに並び替える」を行いたいと思います。
Reference Column Resorterの使い方
コラムリストをもとにコラムを並び替えます。出力する手前で使うことが多いですね。
Workflow
Reference Column Column Filterは、横にする変換をしなければいけなかったのでややこしかったですが、今回はコラムリストをそのまま入力できます。
上は並び替え対象のテーブル、下はコラムリストを含むテーブルがInputです。
Confirm - Before After
コラムリスト順にコラムが並び変わってると思います。
Configure
設定は非常に簡単です。
Step1 - General コラムリストのコラム名を指定
まずは下からのInputテーブルのどのコラムがコラムリストなのかを指定します。今回は一つしかコラムがないので、選択の余地がありませんが。
Step2 - Unspecified Strategy コラムリストにないコラムの処理方法
次に、コラムリストになかったコラムの処理を指定します。各選択肢の意味は下記の通りです。
- Last:最後に持ってくる
- First:先頭に持ってくる
- Drop:削除する
つまり、並び替えだけでなく削除もできるんです!!
ちょっと一言コーナーで実験してみようと思います。
ちょっと一言
コラムリストをもとに並び替える+削除する
さて、先ほどあったDropオプションを使用して、並び替えだけでなく削除も行いたいと思います。
先ほどの設定から、コラムリストから「生年月日、勤務地」を抜いてInputテーブルとしたいと思います。Configureもシンプルなので、Confirmの画面だけをお見せします。
並び替えだけでなく、削除も行えていますね。
Reference Column Filterいらないじゃん、、
おわりに
今回はReference Column Resorterを紹介しました。コラム数が多い時に便利です。これで効率的なレポート作成が可能になるのではないでしょうか。
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余談
さて、今回のおススメ映画は、「ワンダー君は太陽」です。Amazon Primeでかなりの高評価で評価数も多かったので昨日見てみたのですが、非常に良かったです!
遺伝の関係から、生まれつき人とは異なる顔を持っているオギーが5年生からいきなり入学してイジメに会いながらも徐々に溶け込んでいくというありがちな物語なのですが、最後泣きそうになります。また、アメリカでのイジメは日本とあまり変わらないんだなというところと、それに対しての周りの捉え方が少し違うだけでこんなに変わるのかという印象も受けました。いい家族ってこんな感じ。アメリカの学校ってこんな感じ。あー、アメリカで育ってみたかった。と思える映画です。
参考リンク
- KNIME公式Node Pit(英語):
- KNIME Example Workflow(英語):