はじめに
今回はコラム名を抜き出したいと思います。コラム名を一括で操作したいとき等に使用しますね。
今回のテーマ ~Extract Column Header~
コラム名を抽出をしていきます。
覚えてほしいこと
Output Column Names は抽出後のコラム名指定
Retain Columnは対象コラムを選択
やりたいこと
コラム名を抜き出して、操作できるようにします。
Extract Column Headerの使い方
Workflow
Workflowは下記からダウンロードできます。
Confirm - Before After
デフォルトで出力するとこのような形になります。あとで色々変えるパターンをお見せします。
上のOutputには抜き出したコラム名がデータとして使用できるようになっています。下のOutputには、元々のデータがそのまま入っています。
コラム名はそれぞれ新しい名前(Column ?)に置き換わっていますね。
Configure
まずはデフォルトの設定を見ていきます。
Step 1 - Output Column Names 抽出後のコラム名指定
これにチェックを入れると、抽出されたコラムの名前が新しい名前に変更されます。チェックを入れないと、元のコラム名がそのまま残ります。
Confirmの画面の通り、Prefixに入れた値(デフォルトは"Column ")がそのまま新しいコラムの名前の基準になります。あとは順番で数字がついていきます。
Step 2 - Retain Column対象コラムを選択
コラム名を抜き出す対象をデータ型でフィルタをかけられます。デフォルトではAllになっているので、すべてのコラム名を抜き出します。
Stringなどを指定すると、Inputで入ってきたテーブルのデータ型をもとにしてコラム名を抽出する対象を選択できます。
ちょっと一言
Step1 OFF / Step2 Allの場合
色々チェックを入れたり外したりして動作を確認していきましょう。
まずはOutput Column Names のチェックを外して結果を見てみます。Output Column Namesのチェックを外すと、元のコラム名がそのまま残ります。
先ほどのOutputと比べるとコラム名が変わっていないことが分かりますね。
下のOutputは元テーブルと全く同じものが出てきます。
Step1 ON / Step2 Integerの場合
さて、これを見れば各Configureの意味がより分かるのでしょうか。
Output Namesにチェックが入っていて、Column Typeの選択はIntegerになっています。
さて、まずは上のOutputに注目してみましょう。まず、Output Column Namesにチェックが入っているので、コラム名が新しい名前に変更されています。また、元のテーブルでIntegerのデータ型になっているものだけが抽出されています。
次に下のOutputを見てみます。データ型がIntegerのコラムだけコラム名が新しい名前に変化していますが、その他は元のままです。
おわりに
ブログを真面目に書き続けるのもつまらないので、なんとなくこのコーナーで最近観てよかった映画や買ってよかったものを紹介しようかなと思います!(突然)
バリバリ働く女性社長の下に、定年退職をした独り身のおじさんが、ネット販売事業で成功しているベンチャー企業にインターンとして再就職する話です。いろんな世代が色んな視点で見れる映画かなと思います!なんだか将来起こりそうな話で、ベンみたいな人生にしたいな!と思えるようないい映画でした!
こんなオフィスで働いてみたいなー笑
ちなみにブルーレイなんと1000円という驚きの価格でした。
ではまた!
参考リンク
- KNIME公式Node Pit(英語):
- KNIME Example Workflow(英語):
Extract Column Header – KNIME Hub